料理

意外! じゃがいもはダイエットの味方だった


2013.09.05

撮影:天日恵美子

最も身近な野菜の一つであるじゃがいも。炭水化物を多く含むため、「食べると太る」というイメージがありますが、管理栄養士・料理研究家の関口絢子(せきぐち・あやこ)さんによると、意外にもダイエット向きの食材で、食べ方によっては夏太り解消に有効なのだとか。ダイエットに効くじゃがいもの食べ方を教えてもらいました。

 

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エネルギーはご飯の約半分!

 

じっとしていても汗が出る夏は太りにくいと思われがちですが、意外にも夏太りに悩む人が多いようです。その原因の一つは、冬よりも夏のほうが基礎代謝が低くなるため。冬は体を温めようとして基礎代謝が高くなりますが、逆に夏はその必要がないため低くなります。さらにもう一つ考えられるのが、冷房による快適な生活。涼しい部屋で長時間過ごしていると、いつの間にかエネルギーを消費しない体になってしまうのです。また、糖質の多い麺類やアイスクリーム、清涼飲料、ビールなどのとりすぎで太ってしまうケースも。

 

そこでおすすめしたいのがじゃがいも。でんぷん質が多いので、食べると太る、というイメージがありますが、エネルギーは炊いたご飯の約半分。ご飯を食べるよりじゃがいもを食べたほうが、同じ量でもカロリーが低く、満腹感も得られます。また、じゃがいもはエネルギーの代謝を助けるビタミンB1、B2 も含有。食べたものが効率よくエネルギーになれば、体脂肪の蓄積を抑えることができます。

 

かさ増し野菜をプラスすることがダイエット成功へのカギ

 

じゃがいもはご飯と同様に炭水化物を多く含むので、食べすぎれば当然太ります。じゃがいもの量を抑えるために料理にプラスしたいのが、食物繊維が豊富な野菜。レタスやきのこをたっぷり加えると、かむ回数が増えて満腹感を得られやすく、糖の吸収速度もゆるやかになります。さらに便秘の解消や予防にも効果的。どちらも低カロリーの野菜なので、食事の量を制限するのはちょっと……という人は、かさ増しメニューを試してみて。

 

そのほかに食べ合わせる野菜としておすすめしたいのが、カリウムを含むトマトやきゅうり。じゃがいもにもカリウムが含まれていますが、汗を多くかくとカリウム不足になることもあり、夏バテの原因にもなるので、さらにプラスして食べるといいでしょう。カリウムには細胞の内側と外側の水分バランスを調節する働きや、腎臓での老廃物の排泄を促す働きがあり、むくみの解消を助けるといわれています。

 

■『NHK趣味Do楽 わたしと野菜のおいしい関係 知って、作って、食べて』より

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