料理

好きな具を好きなだけ載せて! お好み冷やし中華


2017.08.27

撮影:野口健志

夏の定番料理といえば冷やし中華。今月号の坂田阿希子(さかた・あきこ)さんの連載「サカタメシ」では、たくさんの具材を選ぶのが楽しい「お好み冷やし中華」を紹介しています。

 

*  *  *

 

なぜ、人はこんなにも冷やし中華が好きなんだろう(笑)と思うほど、冷やし中華好きって多いものです。その魅力ってなんだ?と考えてみると、まずは野菜がいっぱい食べられることでしょうか。冷たい麺やおいしいたれと一緒に食べるから、野菜がモリモリ食べられます。

 

野菜やたんぱく質、そして麺やたれが一体になって冷たくツルリと体に入ってくる。シャキシャキ、ボリボリ、モグモグ、ツルツル、ごくん! これが、冷やし中華が夏には最高! な料理のゆえんではないでしょうか。

 

夏のまかないやちょっと友人が来たお昼に、とにかく大人気なのが「お好み冷やし中華」。いろんな具材を用意しておけば、みんながワイワイと自分の好きなように楽しんでくれます。

 

うちの定番の具材は、まず、きゅうりとトマト。そして、欠かせないのが干ししいたけの甘煮と錦糸卵。この2つの具材が入ると、なぜだかどこかホッとして、懐かしく、味わい深い冷やし中華に仕上がります。

 

干ししいたけは前の晩から戻し、だし、戻し汁、砂糖、しょうゆ、みりんでたっぷり煮ておきます。そうすればいつでも使えて便利。錦糸卵はそのつど焼きますが、ポイントは直径19cmくらいの小さなフライパンで焼くこと。卵液をサッと流すのもラクチン、裏返すのもラクチンです。1コの卵で2〜3枚は焼けるので、重ねてクルクルと巻いて細切りに。

 

あ! ほかにも必ず用意するのが、ゆでキャベツとさらしたまねぎ。キャベツはシャキシャキの歯ごたえを残す感じでゆでてザク切りに。たまねぎはなるべく薄く薄く、繊維を断つ方向に切って水にさらすとシャキッと仕上がります。あとは大好きな蒸しなす。皮をむいてレンジ蒸しにし、縦に裂きます。野菜を用意するのに大忙しになりがちなので、たんぱく質は市販の焼き豚やハムで十分です。

 

たれはごま油を入れず、酢、砂糖、しょうゆにからしを効かせた甘酢じょうゆ。それとたたいた梅干しとごまのたれも和風にピッタリです。

 

中華麺はぬめりを洗って氷水でキリッと冷やし、水けを絞りながら一口大にまとめてざるに並べます。小さくしておくと、好きなものをのせて何度も楽しめます。

 

あとは、キムチなどの漬物もおすすめ。ゆでた大豆もやしをごま油などであえたナムルと合わせれば韓国風の味わいに。とにかく楽しいお好み冷やし中華。やっぱり大好きな夏の定番です。

 

※詳しい材料とつくり方はテキストに掲載しています。

 

■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2017年8月号より

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