料理

今が旬のピーマンとパプリカを楽しむ


2017.06.22

トマトのパプリカソースがけ 撮影:吉田篤史

ピーマンとその仲間のパプリカは生でも火を通してもよく、その鮮やかな色と甘みを生かして楽しみます。料理家の飛田和緒(ひだ・かずを)さんが、ピーマンとパプリカを使ったお気に入り料理を紹介します。

 

*  *  *

 

旬は初夏から秋口で今がおいしい

 

ピーマンは独特の青くささがおいしさ。サラダなどに刻んで入れると味のアクセントになるので、よく使います。生のまま、塩でもんで食べてもおいしい。油炒めにすれば油のうまみと青くささが相まって食欲を刺激してくれます。

 

肉厚で弾力があり、表面がつややかでみずみずしいものを選びます。小ぶりのものは種の育ちも少ないので、丸ごと炒めたり、蒸し焼きや、天ぷらにしたりします。

 

パプリカはもう洋野菜として特別ではない存在になりました。手軽に手に入るようになり、日々の食卓を彩ってくれます。わが家の近くの直売所では、夏の盛りにはよくパプリカが並びます。赤、黄、橙(だいだい)などのほかに、最近は紫がかった黒い色も見かけます。普通のピーマンと比べると青くささや苦みがなく、甘みがあります。ピーマン嫌いのお子さんも、パプリカなら食べられるということもあるようですね。

 

生で食べるとシャキシャキした歯ごたえ、皮を焼いてむくと、甘みが増してねっとりとした口当たりに。油で揚げたり、炒めたりして熱を加えると油がよくなじんで柔らかくなり、甘みが十分に味わえます。

 

トマトのパプリカソースがけ

 

パプリカを細かく切って、たまねぎと甘酢を合わせたソース。夏の間は何度もつくるお気に入りのレシピです。湯むきしたトマトがとても合う。トマトも一緒にザクザクと切り、パプリカとトマトのソースにしてしまい、そうめんや細めのスパゲッティに合わせてもおいしい。ステーキにのせたり、しゃぶしゃぶした肉とあえたり。たこのカルパッチョにたっぷりとのせるのもわが家の定番メニューです。

 

ピーマンの肉詰め

 

ピーマンを半分に切ってもいいのですが、このレシピのように丸ごとつくると肉ダネとピーマンがはがれてしまうこともなく、しかも食べごたえ満点の肉詰めになります。この肉詰めをつくったときにはまだピーマンを丸ごと、種ごと食べることを知りませんでした。テキストに掲載しているレシピでは“破らないように種を除き”となっていますが、種が少なく、小さな場合はどうぞ種ごと肉ダネを押し込んでください。そうすると一手間なくなり、ピーマンの肉詰めも手軽になりますね。もちろん気になる方は取ってください。

 

※つくり方はテキストに掲載しています。

 

■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2017年6月号より

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