料理

カレーで頭痛&肩こり対策? 旬を味わう薬膳れんこんスープカレー


2014.10.11

れんこんをすりおろすことでスープにとろみがつき、ご飯とのからみもよくなる  撮影:砂原 文

国際中医薬膳師の資格をもち、薬膳の考え方を味方にして、体にやさしくおいしいレシピを考案しているフードコーディネーターのナガタ ユイさん。気圧や天気の変化が多いこの時期特有の悩みは「頭痛」だといいます。食で対策できることはあるのでしょうか?

 

*   *  *

 

朝夕がグッと涼しくなる10月は、昼間との急激な温度変化で体調を崩しやすい季節です。特に気圧の変化や、体の表面が冷えることから血液の循環が悪くなり、肩こりや頭痛を起こしやすくなります。さらに空気も乾燥し始め、かぜにつながることもあるので油断は禁物です。

 

今回は、子どもも大人も大好きなカレーを、市販のルーを使わずにカレー粉でつくります。いろいろなスパイスがブレンドされたカレー粉は、温め効果が抜群で、血行改善にはピッタリです。メインの具は、体力増強に効果のある鶏肉を。骨付きを使うので、煮込んでいるときにスープがとれて、一石二鳥のおいしさです。そこに、体を潤す食材の「れんこん」をすりおろして加え、乾燥対策もバッチリ。仕上げのチンゲンサイで、さらに血行促進!

 

辛さは控えめのカレーですが、なんとなくマイルドな味の副菜が欲しくなります。サラダもいいですが、季節の果物をあえた、甘みのある白あえがおすすめ。デザート感覚の一皿です。

 

さらりと軽いカレー。おかわりをしても罪悪感が小さいのは、薬膳だからでしょうか? 額にじんわり浮き出た汗で、血行がよくなっているのがわかりますね。

 

※テキストでは、上記の「薬膳スープカレー」「いちじくとくるみの白あえ」のつくり方をご紹介しています。

 

■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2014年10月号より

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