料理

小麦は生薬だった! イライラを抑えるのにおすすめ


2014.08.11

「そうめんのなつめミンチあえ」。そうめんは太めがおすすめ。きしめんやうどんなどの麵でもOK。撮影:蛭子 真

小麦が生薬(しょうやく)だとご存じでしたか? 薬学博士の伊藤美千穗(いとう・みちほ)さんによると、不眠、不安を対象とした漢方処方に配合されるといいます。

 

*  *  *

 

体の不調からイライラしたり、仕事が忙しすぎてストレスがたまったり、何か不安があったりすると、夜、眠れないことがありますね。漢方では「気が上昇する」とカッカしてしまうといわれますが、赤じその香りは「気」の流れを整えて、イライラを抑えてくれます。イライラすることと肝臓は関係があるといわれていますが、くちなしは肝臓を元気づける働きがあります。小麦は昔から、赤ちゃんの夜泣きをしずめる漢方処方に配合されていて、なつめと合わせて使うことで、より強い精神安定作用が期待できるといわれています。

 

小麦

 

生薬としての名称は「小麦(ショウバク)」。イネ科コムギの種子を乾燥させたもの。不眠、不安を対象とした漢方処方に配合される。身近な食品としては、小麦粉からつくられる麺類などで、この本ではそうめんを使用。

◎精神安定、安眠、渇きを止める作用など

 

なつめ

 

生薬としての名称は「大棗(タイソウ)」。ナツメの果実を乾燥させたもの。しょうがと組み合わせて、漢方処方に配合されることが多い。また、生理不順を改善する作用もある。味が甘いので、菓子や料理にも汎用される。虫がつきやすいので、保存に注意する。

◎抗アレルギー作用、抗潰瘍作用など

 

『まる得マガジン おいしく! 元気に! 生薬でおばんざい』では、睡眠不足が気になる方のために、赤じそ、小麦、くちなし、なつめを使ったおばんざいレシピを、料理研究家の杉本節子(すぎもと・せつこ)さんが紹介しています。

 

■『NHKまる得マガジン おいしく! 元気に! 生薬でおばんざい』より

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