料理

二日酔いにおすすめの生薬は、ウコン・くちなし・菊の花


2014.08.09

撮影:蛭子 真

夏はビアガーデンやバーベキューなど、お酒を飲むイベントがたくさん。ついつい飲み過ぎて二日酔いになってしまったときには、ウコンやくちなし、菊の花といった生薬(しょうやく)がおすすめです。薬学博士の伊藤美千穗(いとう・みちほ)さんと料理研究家の杉本節子(すぎもと・せつこ)さんが、ウコンを使った常備菜レシピを提案します。

 

*  *  *

 

二日酔いは、代謝しきれないアルコールが体の中に残った状態。肝臓が疲れていて、血液や尿の中にアルコールの老廃物がたまっています。対策としては、肝臓をいたわることと、老廃物を早く体の外に出すことの2つがポイント。おなじみのウコンは、肝臓をいたわる成分が多いといわれています。また、くちなしは胆汁の流れをよくするので、肝臓を元気づける働きをしてくれます。菊の花は中国でお茶としてよく飲まれていますが、利尿作用があるので、アルコールの老廃物を早く体の外に出してくれます。いずれの生薬も、水に浸ひたすと黄色い色が出てくるのが特徴です。

 

切り干し大根のはりはり漬け ウコン風味

 

ウコンパウダーはそのまま加えられるので、簡単に一味違うはりはり漬けがつくれます。切り干し大根は歯ざわりを残すため、戻さないのがコツ。常備菜として冷蔵庫で4〜5日間保存できます。

 

材料(つくりやすい分量)

切り干し大根(乾)…15g

細切り昆布…3g

するめ(裂いたもの)…5g

にんじん…10g

しょうが…5g

ウコンパウダー…小さじ1/2

A(米酢 …大さじ1/水…大さじ3/うす口しょうゆ…大さじ1/みりん…大さじ1)

 

つくり方

1 切り干し大根はサッと水洗いし、水けを絞る。

 

2 するめは食べやすい長さに切る。

 

3 にんじんは皮をむいて3cm長さの細切りにし、しょうがも皮をむいて細切りにする。

 

4 ボウルにAを入れて混ぜる。1〜3、細切り昆布、ウコンパウダーを加えて混ぜ、そのまま一晩おく。

 

ウコン

 

生薬としての名称は「ウコン」、香辛料としての名称は「ターメリック」。カレー粉の色は、主にこのウコンの色である。染料や、たくあんなど、食品の着色料としても使われている。黄色みが強いものがよい。

◎利胆作用、肝保護作用

 

『まる得マガジン おいしく! 元気に! 生薬でおばんざい』には、くちなしと菊の花を使ったおばんざいレシピも掲載しています。

 

■『NHKまる得マガジン おいしく! 元気に! 生薬でおばんざい』より

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